障害児 福祉情報

【2019年版】身体障害者手帳の申請方法!何歳から?メリットは?

身体障害者手帳まとめ

こんにちは、重症心身障がい児ママのふくたろうです

家族や大事な人が、障がいを持っていることが分かったり、障がいを負ってしまったりすると不安になりますよね

私も次男の障がいが発覚したときは、とてもショックを受けました

障がい児を育てると、様々な面でサポートが必要になります
身体障害者手帳は、そんな家族をサポートするサービスを受けるために必要不可欠です

だからこそ身体障害者手帳を申請し、受けられるサービスを活用して家族の負担を少しでも減らしましょう

この記事では身体障害者手帳の

  • 申請の仕方
  • 手続きの流れ
  • 受けれるサービス(メリット)

を紹介しています

この記事をお読みいただき、当てはまる方はすぐに申請手続きをしてサポートを利用しましょう

こちらの記事は

  • 障がいを持つ方
  • 障がい児を育てるパパママ
  • 身体障害者手帳について詳しく知りたい方

におすすめの記事です

 

 

 

身体障害者手帳の基本情報と申請の仕方

身体障害者手帳の申請方法

身体障害者手帳についての簡単な基本情報と申請方法をまとめました

身体障害者手帳の基本情報

身体障害者手帳とは?

身体に障がいのある方が

  • 医療の給付
  • 補装具費の支給
  • 各種の福祉サービス

を受けるために必要な証票。申請にもとづき交付されます

車いすや座位保持椅子の補助金、デイサービスの補助金が受けられます。またさまざまな施設(遊園地やテーマパーク)で割引も!自分で申請しないと手帳は発行されません

対象となる障がい

  • 視覚障がい
  • 聴覚・平衡機能障がい
  • 音声・言語・そしゃく機能障がい
  • 肢体不自由
  • ※内部障がい

※内部障害一覧

  • 心臓機能障がい
  • じん臓機能障がい
  • 呼吸器機能障がい
  • ぼうこうまたは直腸機能障がい
  • 小腸機能障がい
  • 免疫機能障がい
  • 肝臓機能障がい

障がいの程度

障がい程度によって1級~6級までに区分されます

詳しくは厚生労働省HPに記載されているので、ご確認下さい

等級表 厚生労働省HP

級によって受けられるサービスも異なります

身体障害者手帳の申請方法

申請手続きの流れ

  1. 区市町村の障害福祉担当窓口に申請書類をもらう
  2. 医師「指定医師診断書」を提出
  3. 必要書類を持って、区市町村の障害福祉担当窓口で申請
  4. 申請内容により障害等級が決定する(1~3か月程度)
  5. 等級決定の連絡が文書で来る
  6. 区市町村の障害福祉担当窓口にて障害者手帳を受け取る

市役所の障害福祉担当窓口に伝えると、説明&必要な書類をもらえます。障害者手帳を受け取る時に受けられるサービスについても詳しく案内されました!

交付までの期間は審査をするのタイミングによって異なります
次男の場合は1カ月半ほどかかりました

手続きに必要なもの

初めて申請する場合
  • 身体障害者手帳の申請書類
  • 診断書(指定された医師が診断したもの)
  • 印鑑
  • 写真(縦4cm×横3cm)
  • 個人番号(マイナンバー)
    ⇒持っていない場合は身元確認資料(運転免許証・保険証)などが必要な場合も

保護者(15歳未満の児童の場合)が申請する場合は、保護者の身元確認資料が必要になる場合があります
⇒詳しくは障害福祉担当窓口にてご確認下さい

障害者手帳で受けられるサービス一覧

身体障害者手帳で受けられるサービス

障害者手帳で受けられるサービスについてのまとめです

補装具の助成

  • 車いす
  • 座位保持椅子
  • 立位台
  • 歩行器
  • 補聴器

など、障がいのある方の生活をサポートするために必要な補装具の交付や、購入・修理にかかる費用の助成が受けられます

購入や修理については自己負担は原則1割で、9割を市区町村が助成

自己負担額は所得によって異なります。詳しくは窓口にてご確認ください

医療費助成

自立支援医療の「更生医療」

18歳以上の身体障害者の医療費負担を軽減する制度。指定の医療機関で、治療を受けた場合医療費の自己負担が原則1割に
⇒この申請に身体障害者手帳が必須

各地方自治体ごとの医療費助成

「受給者証」の交付を受けると、医療費が一部負担金だけになりまる
⇒助成内容は地方自治体によって異なります

次男の場合はこども医療費助成を利用しているので、こちらは利用していません。18歳になったら切り替える予定です

税金の軽減

・納税者本人もしくは控除対象配偶者や扶養親族が身体障害者手帳を交付されていると、一定の金額の所得控除が控除され、所得税や住民税が軽減されます

  • 障害者控除
  • 特別障害者控除
  • 同居特別障害者控除

とわかれており、障害者手帳の等級によって金額が変わります
年末調整か確定申告で手続きが必要です

自動車の、自動車取得税・自動車税・軽自動車税の減免を受けること可能
⇒減免内容や、対象となる障がいや等級は、自治体によって異なります

公共料金の割引

  • 公共交通機関(バス・飛行機・新幹線)などの割引
  • タクシーの割引(原則1割引)⇒自治体によってはタクシーチケット配布も
  • 高速道路の利用料金が半額(事前登録必要)

その他、自治体によっては水道料金の割引やおむつ代の助成が受けられます

お住まいの自治体で配られる【障害者サービスで受けられるサービス】の内容をチェックしてくださいね

各施設の割引

障害者手帳を掲示するとさまざまな施設や駐車場で割引が受けられます

お出かけされる前には施設の情報をチェックしてみてください

USJのチケットは半額に!ディズニーでは障害者手帳でサポートを受けられます

就労支援、障害者雇用枠の就職

事業主は、組織の種類や規模に応じて一定の割合で障害者を雇用しなければなりません。障害者手帳を持っていれば等級にかかわらず、この制度の対象となります

特性に応じて配慮を受けられる、就労移行支援事業所などでサポートを受けられるなどのメリットがあります

障害者手帳を持っていると様々なサポートが受けられるので、メリットだらけです

その他の障害者手帳に関する情報

障害者手帳はいつから申請できる?

障害者手帳は何歳から申請できるの?
⇒0歳児からOK。うちの次男は7カ月の時に申請し、障害者手帳を交付されました
同じ病気の子で5カ月で申請した子も!

ただ、自治体によって【3歳からじゃないと申請できない】という暗黙のルールも存在するとか・・・
どこにいても平等に制度が受けられるようになって欲しいですね

障害者者手帳のカード化

平成31年3月29日、省令の公布等に基づき、4月1日より障害者手帳がカード形式での交付も可能となりました

カード化導入にあたっては、システム改修などの検討材料も多く十分な検討期間が必要となるためまだ実施している自治体は少ないようです

お住まいの地域の担当課でご確認ください

障害者手帳の申請方法、メリットについてのまとめ

この記事のまとめ

  • 障害者手帳は自分で申請しなければもらえない
  • お住まいの区市町村の障害福祉担当窓口で書類をもらう
  • 交付までに1~3か月かかる
  • 障害者手帳があれば様々なサポートが受けられる
  • 何歳からでも申請OK

さまざまなサポートが受けられる障害者手帳、ぜひ申請しましょう!

 

お読みいただきありがとうございました
参考になれば嬉しいです

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