こんにちは、重症心身障がい児ママのふくたろうです
障がいのある子供、持病のある子供って入院することがとても多いですよね
重症心身障がい児である次男も2年で3回の入院を経験しています
乳児医療や小児慢性制度が利用出来るので、医療費自体にはさほどお金はかかりません
ですが
- 個室代
- 交通費
- 親の食事代
と、医療費以外にも何かとお金がかかります
そんなとき、医療保険に加入して入ればとても助かります
という方に、この記事では知的障がいがあれば入れる医療保険、生活サポート総合補償制度について詳しくご紹介します
生活サポート総合補償制度はてんかんや持病が原因となる入院でも、入院給付金が出ます
また、付き添い介護者にも給付金で出るので1日8,000円も貰えちゃうんです
さらに個室代も3,000円支給!
これだけ貰えると、安心して個室を選ぶことができるので、子供も付き添い者もゆっくり静養出来ますよね
では、生活サポート総合補償制度について詳しくみていきましょう
- 療育手帳取得済
- 付き添いが必要な病院に入院する可能性がある
方におすすめの保険です
生活サポート総合補償制度とは
生活サポート総合補償制度とは、一般社団法人 全国知的障害児者生活サポート協会が知的障害児者・自閉症児者の方が抱える様々なリスクを補償するために開発した制度です
対象者 |
年齢制限なし(0歳から加入OK) |
---|---|
被保険者(補償の対象者) | 知的障害児者または自閉症児者 |
補償期間(保険の契約期間) | 1年間 中途加入可能(毎年更新) |
補償の対象 | ケガや病気による入院 |
加入審査 | 健康診断や、医師の診察は必要ありません |
公式HPの情報だと、診断書や障害者手帳は必要ないと書いてありますが、支部(都道府県により支部が異なります)よると知的障がいがあることを証明する書類が必要な場合もあるようです
療育手帳があればOKですが、手帳をお持ちでない方は各支部に問い合わせしてみましょう
身体障がいがあっても、知的障がいがなければ加入することは出来ません
加入の流れ
- 各県のサポート協会に問い合わせ
- 加入手続き書類一式を請求
- 各県のサポート協会の会員になる
- 保険に加入
サポート会員については全国知的障害児者生活サポート協会公式HPより問い合わせできます
新規加入者 | 中途加入者 | 継続加入者 | |
加入期限 | 3月10日まで | 毎月20日まで | 2月頃(継続案内が送付されます) |
補償開始日 | 4月1日 | 翌月1日 | 4月1日 |
加入者証兼振替案内送付日 | 5月上旬 | 補償開始翌月上旬 | 5月上旬 |
引き落とし日 | 5月12日 | 締切日までに指定 の口座まで振込 |
5月12日 |
続いて生活サポート総合補償制度の補償内容を詳しくご紹介します
生活サポート総合補償制度の補償内容
生活サポート総合補償では以下の場合でも入院給付金が補償されます
- 既往症の病気、てんかんによる入院
- 治療のための検査入院
また、生活サポート総合補償にはコースが2つあります
- 入院2日目から補償されるプランB
- 入院4日目から補償されるプランA
コース別保障内容一覧
入院補償
入院2日目から補償される プランB |
入院4日目から補償される プランA |
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掛け金(年額) | 23,000円 | 17,000円 |
付添介護保険金(1日) MAX30日 |
8,000円 | 8,000円 |
差額ベッド費用(1日) MAX30日 |
3,000円 | 3,000円 |
入院諸費用(1日) MAX30日 |
1,000円 | 1,000円 |
入院一時金(1入院につき) | 6,000円 | 5,000円 |
個人賠償責任補償 | 3億円 | 1億円 |
たとえばプランBで【個室、付き添い看護】で6日間入院した場合は
- 付添介護保険金 8,000円×5日=40,000円
- 差額ベッド費用 3,000円×5日=15,000円
- 入院諸費用 1,000円×5日= 5,000円
- 入院一時金(1入院) 6,000円
- 合計 66,000円
が支給されます
※1日目の支給はありません
補償期間の限度
入院一時金は
- 付添介護保険金
- 差額ベッド費用
- 入院諸費用
のいずれかの支払日数が30日に達した日の翌日以降の入院については支払われません
付添介護保険金に関しての注意点
- 病院側が付き添いが必要と認めた場合にのみ支払われる
- 請求する時には付き添いを証明する医師のサインが必要
- 完全看護の病院では支払われない
- 付き添い者は誰でもOK
ケガをしたときの補償
入院2日目から補償される プランB |
入院4日目から補償される プランA |
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死亡保険金 | 100,000円 | 100,000円 |
後遺障害保険金 | 4,000~100,000円 | 4,000~100,000円 |
入院保険金(1日) MAX180日まで |
5,000円 | 3,000円 |
通院保険金 MAX90日まで |
3,000円 | 2,000円 |
手術保険金 1事故につき1回 |
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一般社団法人 全国知的障害児者生活サポート協会公式HPより引用
という方は、子供の保険を検討するのと一緒に自分の保険を見直すことをおすすめします
場合によっては保険料が節約できますよ
外出するのが難しい場合は訪問型で相談できる会社がおすすめ
では、最後に生活サポート総合補償制度についてのまとめです
生活サポート総合補償制度の内容まとめ
この記事の内容を簡単にまとめました
- 対象者は知的障害児者または自閉症児者
- 身体障がいのみでは加入不可
- 年齢制限はなし
- 支部によっては療育手帳などの知的障がいを証明するものが必要
- 各県のサポート協会の会員になるのが必須条件
- 既往症の病気、てんかんによる入院でも補償がおりる
- コースは2つ
- 入院補償は1日目は支給されない
- 補償期間は30日が限度
- 完全看護の病院では付添介護保険金は支払われない
お読みいただきありがとうございました
参考になれば嬉しいです
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