移動に便利な福祉車両。
あったらいいな…と思いつつも、価格が高くて購入をためらっていませんか?
実は福祉車両を購入・改造するときに助成金をもらえる場合があるのです!
という方のために、こちらの記事では福祉車両の助成金について、わかりやすくまとめてみました!
こちらの記事では福祉車両の
- 助成金
- 助成金を申請する場合の注意点
- 助成金は家族でももらえるのか
などについてをまとめています
福祉車両を購入したり、マイカーを福祉車両に改造する際の参考になれば嬉しいです。
目次
福祉車両に使える助成金一覧
福祉車両購入のさいに使える助成金をまとめてみました。
福祉車両の助成金まとめ
福祉車両購入(装備一切含む)時の消費税 | 非課税 |
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軽自動車税 | 減免 |
注意!
自動車取得税は減免は2019年10月に廃止されました。
その他
- 自動車購入資金の貸付&助成制度
- 自動車改造費の助成制度(今乗っている車を福祉車両に改造する場合)
- 自動車運転免許取得の貸付&助成制度
- ガソリン代の助成
- 高速道路の割引
などがあります。
福祉車両購入(装備を含む)時の消費税
車いすを乗せるための昇降装置や固定するための装置を備えた車は、車両本体の消費税が非課税となります。
オプション品や修理費についても、非課税になる場合があります。
軽自動車税の減免
要件を満たせば、軽自動車税が減免になることがあります。
新車、中古車関係なく適応されます。
減免内容は各自治体によって条件などが異なります。
手帳あり | 全額免除 |
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手帳なし | 各都道府県により減免率が違う→要確認 |
軽自動車税 (種別割) |
市町村役場の税務担当課or福祉担当課 |
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軽自動車税 (環境性能割) |
都道府県事務所or福祉事務所 |
福祉車両の購入資金が貸付と助成
通院や通学で使う自動車の購入資金の貸付や、雇用主に対しての助成制度。
貸付(個人) | 各地域の福祉事務所や社会福祉協議会に問い合わせ |
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助成(法人) | 各都道府県障害者雇用促進協会、公共職業安定所に問い合わせ |
自動車運転免許取得費用の貸付または助成制度
運転免許を取得するための費用の貸付または助成制度。
所得等により金額が異なります。一般的には上限額が10万円程度だそう。
マイカーを福祉車両に改造する場合の助成制度
就労等で自分の保有している自動車を福祉車両に改造する場合、改造に必要な費用が助成されます。
実施や条件については、各自治体によって異なりますので各市町村の障害福祉課に問い合わせしましょう。
ガソリン代の助成
手帳の交付が必要。
地域によって助成内容が違うので、詳しくはお住いの市町村の福祉課までお問合せください。
有料高速道路の割引
身体障害者本人や介護者が運転する自動車は、有料道路の料金が約半額になります。
事前に手続きが必要でなので、お住いの市町村の障害福祉課で手続きをしましょう。
福祉車両の助成金をもらう際の注意点
福祉車両の助成金をもらう際のチェックしておきたいポイントをお伝えします。
貸付と助成
まず最初にご注意いただきたいのが、福祉車両の補助金には貸付と助成があるとこと。
貸付 | 返済義務のある助成金 |
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助成 | 返済義務の無い助成金 |
助成金はどこから支払われる?
福祉車両の助成金は国ではなく、地方公共団体によって支払われます。
市町村HPで確認したり、担当課に電話して確認しておきましょう。
助成金はどういう場合に支払われるのか
福祉車両の助成金は、購入する車が福祉車両として適しているものに支払われます。
メーカーが認定しているような福祉車両の対象車であれば問題はありませんが、そうでない場合は確認が必要です。
福祉車両の助成金は家族でもOK?
福祉車両助成金は障害者本人だけではなく、その付き添い者も対象となります。
助成金適用となるパターン
- 障害者本人が運転する場合
- 障害者と生計を一にする者(介護者・健常者)が運転する場合
- 身体障害者の利用に供すると認められる改造を施している場合
助成金制度が分かりにくいという場合
ここまで色々書いてきましたが、正直助成金全部を自分で考え申請するのはとても労力がいります。
ディーラーに教えてもらう
助成金について詳しい説明を知りたい場合は、福祉車両を取り扱っているディーラーさんに相談するのが1番です。
ポイントはお住いの地域のお店で尋ねること。地域外になると助成制度が変わるので詳しく説明できない場合があります。
ディーラーさんがみんな福祉車両の助成金制度に詳しいわけではありません。
福祉車両を実際に取り扱っているお店のディーラーさんは助成制度について詳しい方が多いので、問い合わせてみましょう。
地域の福祉課に相談する
1番正確に情報を教えてくれるのが、お住いの地域の福祉課。
実際に出向くのが大変なら電話での相談でもOKです。
福祉車両があると生活がより便利になります。
助成金を利用して、自分や家族に最適な福祉車両を選びましょう。