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障害児が利用できるデイサービス!料金や利用方法まとめ【2019年】

障害児デイサービスまとめ

こんにちは、重症心身障がい児ママのふくたろうです

障がい児を育てるのって、大変ですよね

特に家族の協力が得られない状況だと、親がいっぱいいっぱいになってしまうことも多いです

手がかかったり、病気が多かったりする障がい児を育てるのは精神的にも肉体的にも負担が大きい…

だからこそ、利用できる福祉サービスは利用しましょう!

障がいがある子供を預けるのは可哀そう

と思われるかもしれませんが、障がい児にとっても【親以外の人と関わる経験】というのはとても大切です

そしてなにより、頑張りすぎて親が体調を崩すことの方が子供にとってマイナスです

この記事ではデイサービスをはじめ、障がい児の利用出来る【通所型】の福祉サービスについて簡単にまとめました

通所に必要な通所受給者証の申請方法も記載しましたので、最後までお読みいただき、お子さん適したサービスを探して利用してみましょう

この記事は

  • 障がい児を育てる家族
  • 障がい児の福祉サービスに興味のある方
  • デイサービスの利用を検討されている方

向けの記事です

 

引用元
厚生労働省

デイサービスとは?障害児が利用できる福祉サービス

障害児デイサービス障がい児が利用できる福祉サービスは以下の3つにわけられます

  • 通所型
  • 訪問型
  • 入所型

こちらの記事では【通所型】について詳しくご紹介します

通所型は以下の3つに分類されます

児童発達支援
  • 小学校就学前の6歳までの障がい児が通う施設
  • 日常生活の自立支援や機能訓練を行う
  • 保育園や幼稚園のように遊びや学びの場を提供してくれる
医療型児童発達支援 児童発達支援+治療が施される
放課後デイサービス 6歳~18歳の障がいのある子供が放課後や夏休みなどに利用できるサービス

いはゆる【デイサービス】や【療育】と呼ばれるものです。いずれも利用するためには通所受給者証が必要です

 

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう

児童発達支援

児童発達支援とは日常生活における

  • 行動や動作の指導
  • 知識の習得
  • 技能の習得
  • 集団生活への適応力

をつけるためのサービスです

  • 母子分離型の通園タイプ
  • 一緒に通園するタイプ
  • 療育

など、施設によって内容はさまざまです

対象児童
  • 身体に障害のある児童
  • 知的障害のある児童
  • 精神に障害のある児童(発達障害児を含む)

手帳がなくても療育の必要性が認められれば通えます

利用回数
  • 通所受給者証で受けられる回数が決定される
  • 子どもや保護者の状況や環境、利用意向などをふまえて審査
利用料金 通所受給者証を取得すれば1割負担で利用可能

所得によって月の上限金額が設定されている

  • 生活保護受給世帯・市町村民税非課税世帯⇒0円
  • 年間収入がおおむね890万円以下の世帯⇒4,600円
  • 年間収入がおおむね890万円を超える世帯⇒ 37,200円

おやつ代などの食費や教材費などの実費が必要になる場合あり

お住まいの地域の福祉課で受給者証を申請しましょう。通える回数は通所受給者証で決定します

医療型児童発達支援

  • 日常生活における基本的な動作の指導
  • 社会生活への適応性を高めるような知識技能習得
  • 集団生活への適応訓練

上記を理学療法等の訓練や医療的管理に基づいた支援の元に行えるサービス

対象児童
  • 上肢、下肢または体幹機能に障害がある
  • 理学療法等の機能訓練や医療的管理下での支援等が必要と認められた児童
利用料金 通所受給者証を取得すれば1割負担で利用可能

所得によって月の上限金額が設定されている

  • 生活保護受給世帯・市町村民税非課税世帯⇒0円
  • 年間収入がおおむね890万円以下の世帯⇒4,600円
  • 年間収入がおおむね890万円を超える世帯⇒ 37,200円

おやつ代などの食費や教材費などの実費が必要になる場合あり

放課後デイサービス

放課後等デイサービスは

  • 障がいのある子供が放課後や夏休みなどに利用できるサービス
  • 対象年齢は6歳~18歳
  • 療育や集団活動を行う

障がいのある子供向けの【学童】のようなイメージです

大きくわけて3つのタイプにわけられますので、わが子に適した、必要なタイプを選択しましょう

  • 習い事型(運動や楽器の演奏、書道や絵画などのプログラムに特化したタイプ)
  • 学童保育型(自由に過ごす時間が多いタイプ)
  • 療育型(専門的な療育を行っているタイプ)

 

対象児童
  • 6~18歳までの子供
  • 障害手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳などの手帳を所持する子供

手帳がなくても、専門家などの意見書などを提出し必要が認められれば、通所受給者証を取得することが出来ます

利用回数
  • 通所受給者証で受けられる回数が決定される
  • 子どもや保護者の状況や環境、利用意向などをふまえて審査
利用料金 通所受給者証を取得すれば1割負担で利用可能

所得によって月の上限金額が設定されている

  • 生活保護受給世帯・市町村民税非課税世帯⇒0円
  • 年間収入がおおむね890万円以下の世帯⇒4,600円
  • 年間収入がおおむね890万円を超える世帯⇒ 37,200円

おやつ代などの食費や教材費などの実費が必要になる場合あり

 




通所受給者証の取得方法

福祉サービス

上記でご紹介したサービスを利用するためには通所受給者証が必要となります

通所受給者証とは

  • 障害児を対象としたサービスを利用するための証書
  • サービス利用料金が1割負担で済む

というものです

通所受給者証取得方法の流れ

  1. 市区町村の窓口に相談
  2. 利用したい施設の見学・利用可能か相談
  3. 障害児通所給付費支給を市区町村の窓口に申請
  4. 審査が行われる(1~3か月)
  5. 支給決定
  6. 通所受給者証が郵送で届く
  7. 利用施設と契約する

施設によってはすでに定員がいっぱいの場合もあります
⇒事前に見学のうえ、内諾をもらっておきましょう

重症心身障害児専門の施設に通う場合は、支給量に【重症心身障害児加算】が必要になります
⇒窓口で相談する際に重心専門の施設に通う旨を伝えましょう

通所受給者証取得に必要な書類

  • 印鑑
  • マイナンバー(申請者と児童の両方)
  • ※発達に支援が必要なことがわかる書類
  • 被保険者証および医師の療育意見書 (医療型児童発達支援の場合)
  • 市町村民税課税証明書など、市町村民税額がわかる書類(前年1月2日以降に他市転入した場合)
  • 生活保護受給証明書(生活保護受給世帯)

※発達に支援が必要なことがわかる書類

  • 障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)
  • 医師の診断書・意見書
  • 特別児童扶養手当を受給していることを証明する書類
  • 子ども家庭センターの判定書・意見書
  • 保健センターの発達相談の結果など
  • 特定医療費(指定難病)受給者証
  • 心理判定書 など

省略可能なものもあるので、詳しくはお住まいの市区町村窓口にご相談下さい

通所受給者証の更新方法

通所受給者証は更新は1年ごとにあります
期間満了前にお知らせが届くので速やかに手続きを行いましょう

更新に必要なもの

  • 市区町村から送られてくる申請書
  • 本人確認書類
  • 印鑑
  • 通所受給者証

更新には時間がかかる場合があるので、早めに手続きをしましょう!忘れてしまうと10割負担になりますよ

実際にデイサービスを利用した感想

デイサービス感想

実は次男も最近デイサービスデビューをしました

預ける前は『大丈夫かな?泣いたりしないかな?』と不安で、初回利用時は送ってからもずっとそわそわしっぱなしでした

しかし、施設のスタッフさんがこまめに連絡をくれたり、楽しそうに遊んでいる写真をくれたりと、とても丁寧に対応してくれたので安心しました

ディサービスでは他の大人や子供と交流を持てるだけでなく

  • 制作
  • 歌や読み聞かせ
  • お散歩
  • プール
  • 遠足

など、さまざまな体験をさせてくれます

また重心専門のデイサービスが看護師さんが常駐しているので、万が一の場合も安心です

私は『ここに預けて良かったな』と思っています

通う前は他の利用者の方から評判を聞いたり、見学に行ったりとしっかりした調べしました!

障害児が利用できるデイサービスまとめ

  • サービスを利用するには通所受給者証が必要
  • 福祉サービスには様々なタイプがある
  • 放課後デイサービスは6歳から
  • 通所受給者証を取得すれば1割負担で済む
  • 通所受給者証は1年更新

手続きが少しややこしいですが、とても便利なサービスです。ぜひ利用してみましょう

お読みいただきありがとうございました
参考になれば嬉しいです

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